相続実務– tag –
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外書きされる人たち
相続税を専門にしているので、国税庁が毎年公表する「相続税の申告事績」は、毎年気にして見ています。 令和6年分の資料を開くと、最初のページに大きな表があります。 課税割合は10.4%。相続税額のある申告書の提出に係る被相続人数は、16万6,730人です... -
税務署は知っている
ある日、税務署から郵便物が届きました。 亡くなった父の相続について、と書いてあります。 相続税の申告が必要ではありませんか。 そんな内容でした。 家族は、少し気味が悪くなりました。 どうして税務署が、父が亡くなったことを知っているのでしょう。... -
怖い仕事
税額を間違えること。大事な財産を見落とすこと。申告期限に間に合わないこと。 相続専門の税理士をしていると、こういうことはいつも気になります。 けれど以前、AIから、私の仕事について別のことを言われました。 「まゆさんの仕事は、怖い仕事だと思い... -
死亡日にも、朝があり、昼があり、夜がある
相続のご相談を受けると、私はまず、亡くなった日をお尋ねします。 ご家族を亡くして間もない方から、お問い合わせをいただいたときのことです。 「昨日です」 そう答えたあと、少し間を置いて、その方は言い直しました。 「あ、違いました。一昨日です」 ... -
今日もちまちまと。
先日、AIと、ある介護給付の話をしていました。金額は7万円ほど。するとAIが、「それが死亡前のものか、死亡後のものか、確認したほうがいいですね」と言いました。「あなた、常識ないね」私は思わず、音声入力でそう言って、そのまま送信しました。亡くな... -
ひと区切り、ついてません
つい最近、ご依頼いただいていた相続の仕事を終えました。地銀にひとつ、口座が残っていました。手続きはご家族自身ですることになり、あとで残高が800円ほどだとわかりました。ご家族は、そのままにしておくことを決めました。取りに行かない、と決めるこ... -
十か月と、もうひとつの時計
相続税の申告期限は、亡くなってから十か月です。 財産を調べ、相続人を確かめ、どう分けるかを話し合い、申告する。そのための時間として、十か月が用意されています。 けれど、一つの相続が終わらないうちに、次の相続が始まることがあります。 遺産分割... -
机の向こう側
私の事務所は小さく、執務室と面談室を分けていません。 大きな机をL字形に並べて、一方ではパソコンに向かい、もう一方ではお客様と向かい合います。 相続の仕事では、通帳や戸籍謄本、契約書など、たくさんの書類を広げます。面談に使っているのは、普通... -
最後の忘れ物
相続の仕事をしていると、ときどき地方銀行の通帳が出てきます。亡くなった方が、昔住んでいた土地や転勤先で作った口座です。その土地を離れて何年もたち、口座だけが残っている。長く使われていないので、ご家族も残高を知りません。「たぶん、ほとんど...
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